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会長あいさつ

 2021年6月8日の第33回通常総会において、会長に就任しました中村でございます。
 はじめに、新型コロナウイルス感染拡大で罹患された方々やそのご家族に、心よりお見舞い申し上げると共に、日々医療の最前線で献身的な努力をされている医療従事者の方々、また、国民の健康と生活を支えてくださっている多くの関係者の皆様に、敬意と感謝を表します。
 さて、遊技業界においては、遊技人口の減少の歯止めや、依存(のめり込み)問題への対応など、業界が団結して取り組む必要がある事案が未だ多くあります。特に今般の旧基準機の計画的な撤去に向けた取組みと、それに伴う廃棄台の適正処理につきましては非常に重要な課題となっており、業界が一丸となって取り組んでいかなければなりません。
 また販社の皆様におかれましては、経営環境が非常に厳しい状況ではありますが、これまで培ってきた中古遊技機の流通制度を維持・継続していくため、新たな流通システムの構築や、組合員販社に従事する遊技機取扱主任者の更なるスキル向上と地位の確立に向けた取組みが急務となっております。
 安心・安全な遊技機を提供し、商権擁護並びに経済的地位向上に資するために必要な活動にも積極的に取り組み、より一層社会から必要とされる遊技業界を目指して、全商協としての役割を明確にしてまいりますので、当連合会運営へのご理解・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。