全商協の活動は、大きく次の3つに分かれます。
業界6団体で構成されている「中古機流通協議会」より委嘱を受け、「中古遊技機流通健全化要綱」にもとづき、中古遊技機に関する業務について管理をしています。
ぱちんこ中古遊技機が流通するとき、どこのホールから、どういう機種が、いつ、何台、どこのホールへ移動したかという機歴情報を、傘下8組合をコンピューターでつなぎ、全国的に一元管理しています。
点検確認が適正に行われたことの証として所属組合員が中古遊技機に貼付する「確認証紙」の発行を行っています。
中古遊技機の流通過程におけるセキュリティーの保全は、遊技業界全体においても重要なテーマです。
遊技機の運送途中、倉庫保管時における不正工作は、必ず排除しなければなりません。そのため、運送会社のセキュリティー向上のための提言をします。
また、「綱紀に関する全商協規約」を制定し、風営法をはじめとする業界関連法規に違反する不正行為に一切関与せず、かつ、これを助長しないことを誓う「誓約書」を所属組合員より提出して頂きました。
それによって、不正行為を「しない、させない、許さない」という自覚と遵法意識の高揚を図りました。今後も、不正防止・不正排除の教育研修を指導し、不正情報の提供を呼びかけます。
循環型社会を構築する上で、ぱちんこ遊技機が、すべて国内で適正処理されるまでの責任を業界に関わるすべての人がもつ必要があります。
全商協としても、リユース、リサイクルの推進に協力するために所属組合員が使用済み遊技機の適正処理に積極的に協力するよう指導・教育を行っています。
また、環境対策への取り組みを推進し、所属組合員のECO意識向上にも力を入れています。